ペトロの手紙一 4章1~2節

キリストは肉に苦しみをお受けになったのですから、あなたがたも同じ心構えで武装しなさい。肉に苦しみを受けた者は、罪とのかかわりを絶った者なのです。それは、もはや人間の欲望にではなく神の御心に従って、肉における残りの生涯を生きるようになるためです。(ペトロの手紙一 4章1~2節)

自分のせいかあるいは他の人のせいで私たちに降りかかる不幸も、さらには私の悪い行いも、結果的に私たちの最善となるように役立つことになります。どのようにしてそうなるのか、あなたは訊きたいかもしれません。それは、神様を大切にする正しい人が自分の罪深さを見て恥じ入り、より熱心に心を込めて祈るべく、神様に助けを求めてへりくだることによって、そのようになっていくのです。
(マルチン・ルター、宝石箱)

ルターの著作の翻訳者 高木賢(フィンランド・ルーテル福音協会)
このサイトに引用されているのは聖書新共同訳です。
聖書 新共同訳:(c)共同訳聖書実行委員会

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(c)日本聖書協会 Japan Bible Society, Tokyo 1987,1988

マルティン・ルター
1483年~1546年
神学者、牧師
宗教改革の創始者