ルカによる福音書 2章15節
「さあ、ベツレヘムへ行こう。主が知らせてくださったその出来事を見ようではないか」(ルカによる福音書 2章15節より)
人間的な信仰と神的な信仰の真の違いは次の点にあります。人間的な信仰は、特定の人間に頼り、メッセンジャーがほかならぬその人であるという理由でその言葉を信用して敬います。それに対し、神的な信仰は、神様御自身がその中におられる御言葉にしっかりと留まり、それを伝える人が誰であるかには関わりなく、それが真であることを受け入れて敬います。(・・・)こうした信仰は、生きていても死んでいても、地獄でも天国でもくずれません。誰もそれを滅ぼすことはできないのです。そのような信仰は、御言葉に基づいているからです。
(マルチン・ルター、宝石箱)