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ヨハネによる福音書 19章41~42節

イエスが十字架につけられた所には園があり、そこには、だれもまだ葬られたことのない新しい墓があった。その日はユダヤ人の準備の日であり、この墓が近かったので、そこにイエスを納めた。(ヨハネによる福音書 19章41~42節)

キリストが墓に葬られたので、すべてのクリスチャンの墓は聖所です。私たちは最後の日に、夜の夢から覚めるようにして、甦ります。そのとき私たちは健康で力に満ちています。そして、私たちの目に溜まっていたすべての汚れは、ほんの一拭きで取り去られるのです。
(マルチン・ルター、宝石箱)

ヨハネによる福音書 11章25節

イエスは言われた。「わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる。(ヨハネによる福音書 11章25節)
  
「人」と呼ばれるのは、
肉と血から生まれた者です。
「クリスチャン」と呼ばれるのは、
洗礼を授けられ、キリストの血により、
洗礼を通して、あらゆる罪からきれいに洗われた者です。
 
もしも誰かがあなたに、
「どうしてあなたはクリスチャンと呼ばれるのですか。
あなたの名前は別にあるでしょう」、
ときくならば、こう答えなさい、
「両親が私に名前をつけました。
しかし、キリストというお方のゆえに、私はクリスチャンと呼ばれるのです。
私がこの世を去るときに、名前で呼ばれていた私という人間は墓で死にます。
しかし、クリスチャンは死なず、葬られもせず、生きつづけます。
それゆえ、たとえ私が名前をもった人間として死ぬとしても、
それにはたいした意味がありません。
もしも私がクリスチャンならば、
私の名前で呼ばれる人間は再び墓からよみがえるからです。
私にその御名を賜った主キリストが私に言われている通りにです」。
(マルチン・ルターの旅のお弁当)

ルターの著作の翻訳者 高木賢(フィンランド・ルーテル福音協会)
このサイトに引用されているのは聖書新共同訳です。
聖書 新共同訳:(c)共同訳聖書実行委員会

Executive Committee of The Common Bible Translation
(c)日本聖書協会 Japan Bible Society, Tokyo 1987,1988

マルティン・ルター
1483年~1546年
神学者、牧師
宗教改革の創始者