コリントの信徒への手紙一 3章18~20節

だれも自分を欺いてはなりません。もし、あなたがたのだれかが、自分はこの世で知恵のある者だと考えているなら、本当に知恵のある者となるために愚かな者になりなさい。この世の知恵は、神の前では愚かなものだからです。「神は、知恵のある者たちをその悪賢さによって捕らえられる」と書いてあり、また、「主は知っておられる、知恵のある者たちの論議がむなしいことを」とも書いてあります。(コリントの信徒への手紙一 3章18~20節)

キリスト教の信仰や教会にとって「自分の知恵」ほど耐えがたくまた有害であるものはありません。それは何かをやり始めると必ず正しい道からはずれて、自己満足をもたらすような新奇なことを構築しようとするものだからです。
(マルチン・ルター、宝石箱)

ルターの著作の翻訳者 高木賢(フィンランド・ルーテル福音協会)
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(c)日本聖書協会 Japan Bible Society, Tokyo 1987,1988

マルティン・ルター
1483年~1546年
神学者、牧師
宗教改革の創始者