従順と忍耐
従順と忍耐について (その1)
主なる神様、
私はあなたの戒めを破りました。
逆風が吹いたときに私は忍耐する力がなかったのです。
私は隣り人に同情したり、
憐れみを持って接したりしなかったし、
隣り人を助けもしませんでした。
罪を行うのをやめることも悪にうんざりすることも、
私にはできないのです。
愛する神様、
どうか私にあなたの恵みを注いでください。
また、あなたの聖霊様を与えてください。
そうして、私があなたに対して従順であり、
あなたの戒めもある程度までは
ちゃんと守ることができるようになりますように。
私がこの世に同調せず、
あなたへの愛と思慕を保てるように、助けてください。
アーメン。
従順と忍耐について (その2)
愛する神様、悪魔との激しい戦いのときに、
私たちに平安な心と勇敢な思いを与えてください。
そうして、
私たちが戦いに耐えて最後に勝利するだけではなく、
激しい戦いのさなかでも、
落ち着いた心であなたを賛美し、
あなたに感謝し、
あなたの神的な御心に対して文句を言わず、
忍耐をなくさないように、なさってください。
平和が私たちの心の中で勝利しますように。
そうして、神様、
あなたに対しても人々に対しても私たちが忍耐をなくさずに、
内面的にも外面的にも神様と人間に対して
静かに穏やかに接しつづけることができますように。
最終的な永遠の平和が訪れるその時まで。
アーメン。
従順と忍耐について (その3)
主よ、
私たちはあなたの御業が(この世に)広まっていくように祈りました。
私たちはあなたの御業に影響を与えることはできません。
逆に、私たちはあなたから影響を受けて、
あなたのくださる成果と贈り物とを受け取りつづけるようでなければなりません。
なぜなら、
あなたのくださる成果や贈り物を通して、
あなたは御自分について私たちに告げて、
ひとえにこの御業を通して私たちを救ってくださるからです。
悪魔がアダムを通して人間界全体にもちこんだ「妨げ」、
罪と永遠の死とから、あなたは私たちを救い出してくださいます。
この御業の影響を受けることで、
ようやく私たちは義とされ、
罪から離れて、
御言葉に対してすっかり従順となり、
何かしら(信仰に基づく)行いができるようになります。
これはあなたにとって喜ばしく好ましいことです。
そして、ひとえにあなたが始めてくださった御業のおかげなのです。
私たちの主なる神様、
あなたの御子の死を通して
私たちはあなたと仲直りさせていただいています。
ですから、どうかこれからも私たちの面倒をみてください。
そして、私たちがあなたに受け入れていただけるようになりますように。
アーメン。