使徒言行録 3章23節

この預言者に耳を傾けない者は皆、民の中から滅ぼし絶やされる。(使徒言行録 3章23節)

「信仰による義」の教え[1]なしには、
聖霊様は私たちと共にいることはできないし、いたいとも望まれません。
聖霊様の働きは、キリストを輝かしく明示することだからです。
この信仰義認の教えを聴き入れないこの世は、その罰として、
洪水や戦争やそのほか地上の災害などによって苦しめられなければなりません。
一方、アベルはこの信仰義認の教えを信じていたために命を失いました。
同じ信仰のゆえに、聖徒は皆、死ぬことになりました。
私たちクリスチャンもまた
彼らと同じような目に遭うことを覚悟しておくべきでしょう。
世の激しい反対にもかかわらず、この信仰義認の教えは正しいのです。
しかし、それは世にとっては、いつまでたっても「躓きの石」のままです。
(マルチン・ルターの旅のお弁当)
  
[1] イエス様が私の罪のために十字架で死んでくださった、という信仰によって神様に義と認めていただけるという教えのことです。

ルターの著作の翻訳者 高木賢(フィンランド・ルーテル福音協会)
このサイトに引用されているのは聖書新共同訳です。
聖書 新共同訳:(c)共同訳聖書実行委員会

Executive Committee of The Common Bible Translation
(c)日本聖書協会 Japan Bible Society, Tokyo 1987,1988

マルティン・ルター
1483年~1546年
神学者、牧師
宗教改革の創始者