ローマの信徒への手紙 10章6~8節
しかし、信仰による義については、こう述べられています。「心の中で『だれが天に上るか』と言ってはならない。」これは、キリストを引き降ろすことにほかなりません。また、「『だれが底なしの淵に下るか』と言ってもならない。」これは、キリストを死者の中から引き上げることになります。では、何と言われているのだろうか。「御言葉はあなたの近くにあり、/あなたの口、あなたの心にある。」これは、わたしたちが宣べ伝えている信仰の言葉なのです。(ローマの信徒への手紙 10章6~8節)
神様は、御自分を与える約束をしてくださった、愛の福音の中で、私たちにすべてを与えてくださいます。神様はこう言われたいのです、「私の心と意志は、私の言葉があるところにあります。私の言葉の中で、あなたは私をまるで対面しているかのようにはっきりと見ます」。
(マルチン・ルター、宝石箱)