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ヨハネによる福音書 20章23節
だれの罪でも、あなたがたが赦さなければ、赦されないまま残る。(ヨハネによる福音書 20章23節より)
私たちは告解(ラテン語でabsolutio)について、ローマ教皇の神学者たちのようには教えません。彼らは、「告解のためには罪を列挙しなければならず、またそれによって罪が赦され告解を受けるに値する者になる」と教えます。彼らはこう言います、「あなたの悔悛と告解のゆえに、私はあなたがその罪から解放されたことを宣言します」。これはまちがいです。福音の慰めをよりよく聴き取るようにし、そうして罪の赦しを強く信じるように、告解を正しく用いなければなりません。
(マルチン・ルター、宝石箱)