コリントの信徒への手紙一 1章18~19節

十字架の言葉は、滅んでいく者にとっては愚かなものですが、わたしたち救われる者には神の力です。それは、こう書いてあるからです。「わたしは知恵ある者の知恵を滅ぼし、賢い者の賢さを意味のないものにする。」(コリントの信徒への手紙一 1章18~19節)

この世は、キリストについての説教を除けば、ほかのどんな説教でも受け入れます。そのわけは、キリストについての説教はどこで宣べ伝えられたとしても、それが唯一の真理であることを認めるように要求するからです。キリストについての説教は、「賢者は愚か者であり、聖人は罪人であり、金持ちは破滅した者である」、と宣言します。それで彼らは驚き怪しみ、怒り狂うのです。
(マルチン・ルター、宝石箱)

ルターの著作の翻訳者 高木賢(フィンランド・ルーテル福音協会)
このサイトに引用されているのは聖書新共同訳です。
聖書 新共同訳:(c)共同訳聖書実行委員会

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(c)日本聖書協会 Japan Bible Society, Tokyo 1987,1988

マルティン・ルター
1483年~1546年
神学者、牧師
宗教改革の創始者