ローマの信徒への手紙 4章2節

もし、彼が行いによって義とされたのであれば、誇ってもよいが、神の前ではそれはできません。(ローマの信徒への手紙 4章2節)

私たちも正しい人たちには誇るべきもっともな理由があると思っています。それよりも素晴らしいことがこの地上にありうるでしょうか。しかしながらそれも、太陽、月、穀物、ぶどう酒、その他すべての被造物と同じく、神様からの賜物なのです。物事を混同しないように気をつけましょう!この世で正しいと認められている人に、その人がこの世では際立って貴重な存在であることをちゃんと認めてあげて、程よい栄光を与えましょう。しかし、そうしたところで、その人がクリスチャンになるわけではないことを覚えておきましょう。
(マルチン・ルター、宝石箱)

ルターの著作の翻訳者 高木賢(フィンランド・ルーテル福音協会)
このサイトに引用されているのは聖書新共同訳です。
聖書 新共同訳:(c)共同訳聖書実行委員会

Executive Committee of The Common Bible Translation
(c)日本聖書協会 Japan Bible Society, Tokyo 1987,1988

マルティン・ルター
1483年~1546年
神学者、牧師
宗教改革の創始者