コリントの信徒への手紙一 4章1節
こういうわけですから、人はわたしたちをキリストに仕える者、神の秘められた計画をゆだねられた管理者と考えるべきです。(コリントの信徒への手紙一 4章1節)
「神様の奥義」とはどういう意味でしょうか。それは他でもない「キリスト御自身」すなわち「福音と信仰」のことです。福音の説教は、理性や感覚で扱えることとはまったく違う何かだからです。それは、全世界から隠されており、キリスト御自身が言われているように、信仰によってのみ受け入れることができるものなのです(「マタイによる福音書」11章25節、「コリントの信徒への手紙一」2章7~8節)。
(マルチン・ルター、宝石箱)