ローマの信徒への手紙 7章22~23節
「内なる人」としては神の律法を喜んでいますが、わたしの五体にはもう一つの法則があって心の法則と戦い、わたしを、五体の内にある罪の法則のとりこにしているのが分かります。(ローマの信徒への手紙 7章22~23節)
パウロや聖人たちを罪のない者と見なそうとしている人々は、あまり考えずに御心に反することをしています。彼らは信仰の教えについて無知であるがゆえにこのような主張をするのですが、こうすることで彼らは教会からその最大の慰めを奪い去り、罪の赦しについての教えやキリストを無意味なものにしてしまうからです。
(マルチン・ルター、宝石箱)