コリントの信徒への手紙一 12章24~27節
見栄えのよい部分には、そうする必要はありません。神は、見劣りのする部分をいっそう引き立たせて、体を組み立てられました。それで、体に分裂が起こらず、各部分が互いに配慮し合っています。一つの部分が苦しめば、すべての部分が共に苦しみ、一つの部分が尊ばれれば、すべての部分が共に喜ぶのです。あなたがたはキリストの体であり、また、一人一人はその部分です。(コリントの信徒への手紙一 12章24~27節)
私たちの肉体の肢体は、クリスチャンが自分の行いによって自分のためだけではなく他の人のためにもどのように仕えるべきかについて、その奉仕のわざによって模範を示してくれています。これよりもすぐれた例を私たちは見出せません。もしも私たちがこの模範に従って行うならば、私たちの間にいがみ合いや分派が生じることは決してないでしょう。
(マルチン・ルター、宝石箱)