ルカによる福音書 13章20~21節
また言われた。「神の国を何にたとえようか。パン種に似ている。女がこれを取って三サトンの粉に混ぜると、やがて全体が膨れる。」(ルカによる福音書 13章20~21節)
この世から福音を滅ぼし去るのは、膨らんだパンの生地からパン種を分けるのと同じくらい不可能なことです。生地はもう膨らんでいます。悪魔はパン種を生地から分けることができません。煮たり焼いたり焦がしたり浸したりしたとしても無理です。救いに与っている者たちが皆、余すところなく膨らむようになるまで、「キリスト・パン種」は終わりの日まで生地に留まりつづけます。
(マルチン・ルター、宝石箱)