ペトロの手紙一 1章24~25節
人は皆、草のようで、その華やかさはすべて、草の花のようだ。草は枯れ、花は散る。しかし、主の言葉は永遠に変わることがない。(ペトロの手紙一 1章24~25節(前半))
この世は、偽りの信仰を誇るか、信仰をもたずに聖でありすぎるか、いつもそのどちらかです。もしも私たちが「信仰と神様の恵み」について説教すれば、もう誰もよい行いについて知りたいとは思わなくなってしまいます。もしも私たちが「よい行い」について話せば、もう誰も信仰について気にかけなくなってしまいます。黄金の中道を歩む者はまれです。その道は真のクリスチャンにとってさえ困難です。
(マルチン・ルター、宝石箱)