ルカによる福音書 14章15~17節
食事を共にしていた客の一人は、これを聞いてイエスに、「神の国で食事をする人は、なんと幸いなことでしょう」と言った。そこで、イエスは言われた。「ある人が盛大な宴会を催そうとして、大勢の人を招き、宴会の時刻になったので、僕を送り、招いておいた人々に、『もう用意ができましたから、おいでください』と言わせた。(ルカによる福音書 14章15~17節)
私たちの食事は、聖なる福音、私たちの主キリスト御自身です。私たちに福音を通して贈られた、私たちを罪ののろいから完全に解放された方であり、私たちを死や神様の怒りや永遠の滅びの下から贖い出された(すなわち「買い戻してくださった」)方であるキリストが、私たちの食べ物です。この福音の宣教によってキリストは、招待を受け入れた客人たちを養ってくださっているのです。
(マルチン・ルター、宝石箱)