ガラテヤの信徒への手紙 3章25節

しかし、信仰が現れたので、もはや、わたしたちはこのような養育係の下にはいません。(ガラテヤの信徒への手紙 3章25節)

詩編32編や「ローマの信徒への手紙」4章で言われていることは、まさしく的を得ています。すなわち、神様が罪にお定めにならない人はさいわいなのです。聖パウロは、「このように神様が罪にお定めにならないのは、キリストを信じている者たちに対してのみであり、自由意志や人間の性格やその行いのゆえではないのです」、と説明します。例としてパウロはアブラハムをあげています。アブラハムが自分の種(つまり子孫)に関する神様の約束を信じたとき、この信仰が義と認められたのです。
(マルチン・ルター、宝石箱)

ルターの著作の翻訳者 高木賢(フィンランド・ルーテル福音協会)
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マルティン・ルター
1483年~1546年
神学者、牧師
宗教改革の創始者