ガラテヤの信徒への手紙 3章25~26節
しかし、信仰が現れたので、もはや、わたしたちはこのような養育係の下にはいません。あなたがたは皆、信仰により、キリスト・イエスに結ばれて神の子なのです。(ガラテヤの信徒への手紙 3章25~26節)
キリストは、人間性を身にまとって、時間の世界に踏み入り、律法をあらゆる裁きと共に満たし、御自分の死によって、信仰を通してキリストの恵みのみわざを自分の宝物としている人たちを、罪や永遠の滅びから解放しました。ということは、もしもあなたがキリストとキリストのみわざとを見つめているならば、あなたはもはや律法の下にはいないことになります。なぜなら、キリストは、時が満ち世にあらわれて、律法の要求を完全に満たしてくださったからです。いったん律法が満たされた以上、私たちはもはや律法の厳しい監視の下にはいないのです。それで私たちは、御霊により憐れみ深く私たちを支配してくださるキリストの中で、安心し喜んで生きていくことができるのです。
(マルチン・ルター、宝石箱)