ガラテヤの信徒への手紙 3章25節
しかし、信仰が現れたので、もはや、わたしたちはこのような養育係の下にはいません。(ガラテヤの信徒への手紙 3章25節)
詩編32編や「ローマの信徒への手紙」4章で言われていることは、まさしく的を得ています。すなわち、神様が罪にお定めにならない人はさいわいなのです。聖パウロは、「このように神様が罪にお定めにならないのは、キリストを信じている者たちに対してのみであり、自由意志や人間の性格やその行いのゆえではないのです」、と説明します。例としてパウロはアブラハムをあげています。アブラハムが自分の種(つまり子孫)に関する神様の約束を信じたとき、この信仰が義と認められたのです。
(マルチン・ルター、宝石箱)