マタイによる福音書 15章26~27節
イエスが、「子供たちのパンを取って小犬にやってはいけない」とお答えになると、女は言った。「主よ、ごもっともです。しかし、小犬も主人の食卓から落ちるパン屑はいただくのです。」(マタイによる福音書 15章26~27節)
御言葉によって「人は皆罪人である」と告げてくださった神様が正しいのならば、神様がすべての罪人に与えてくださる権利、すなわち、罪の赦しをいただけるという権利をあなたも用いてよいのです。そのときにあなたは、子犬とは違って、食卓から落ちてくるパンくずだけを食べるのではありません。希望通りにあなたは神様の子供なのであり、神様はあなたのものなのです。
(マルチン・ルター、宝石箱)