ガラテヤの信徒への手紙 4章4~5節
しかし、時が満ちると、神は、その御子を女から、しかも律法の下に生まれた者としてお遣わしになりました。それは、律法の支配下にある者を贖い出して、わたしたちを神の子となさるためでした。(ガラテヤの信徒への手紙 4章4~5節)
もしもあなたにとって自分が神様の子供であることが、信じられないほど大きなことであると感じられるなら、愛する友よ、他でもないあなたが神様の子供になるために、キリストはこの世に来られて、女から、律法の下に生まれてくださったことに思い起こしなさい。神様は、これよりも偉大なことを行うことがおできになったでしょうか?あなたの魂は自由に解き放たれて、神様とキリストのこととを喜ばないでしょうか?あなたがうれしそうに神様の愛への賛美を歌っていられなくするような苦難や不幸などが、まだありうるのでしょうか?
(マルチン・ルター、宝石箱)