ガラテヤの信徒への手紙 4章6節

あなたがたが子であることは、神が、「アッバ、父よ」と叫ぶ御子の霊を、わたしたちの心に送ってくださった事実から分かります。(ガラテヤの信徒への手紙 4章6節)

人は、「自分の罪が赦されている」ことだけではなく、また「自分が神様の子供であり、確実に救いに与っており、喜びと信頼にみちた心で神様を「愛するお父さん」とお呼びすることができ、そのようなお方として神様に祈れるのだ」ということを、揺るがず疑わずに信じるときに、神様はこのような叫びを知ってくださいます。これについて私たちは、自分の命に対する確信よりもさらに大きな確信、この慰めを捨てたり疑ったりするくらいならどんな死に方でも喜んで受け入れる用意があるほどの確信を持たなければなりません。
(マルチン・ルター、宝石箱)

ルターの著作の翻訳者 高木賢(フィンランド・ルーテル福音協会)
このサイトに引用されているのは聖書新共同訳です。
聖書 新共同訳:(c)共同訳聖書実行委員会

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(c)日本聖書協会 Japan Bible Society, Tokyo 1987,1988

マルティン・ルター
1483年~1546年
神学者、牧師
宗教改革の創始者