ヨハネによる福音書 11章25節
イエスは言われた。「わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる。(ヨハネによる福音書 11章25節)
「人」と呼ばれるのは、
肉と血から生まれた者です。
「クリスチャン」と呼ばれるのは、
洗礼を授けられ、キリストの血により、
洗礼を通して、あらゆる罪からきれいに洗われた者です。
もしも誰かがあなたに、
「どうしてあなたはクリスチャンと呼ばれるのですか。
あなたの名前は別にあるでしょう」、
ときくならば、こう答えなさい、
「両親が私に名前をつけました。
しかし、キリストというお方のゆえに、私はクリスチャンと呼ばれるのです。
私がこの世を去るときに、名前で呼ばれていた私という人間は墓で死にます。
しかし、クリスチャンは死なず、葬られもせず、生きつづけます。
それゆえ、たとえ私が名前をもった人間として死ぬとしても、
それにはたいした意味がありません。
もしも私がクリスチャンならば、
私の名前で呼ばれる人間は再び墓からよみがえるからです。
私にその御名を賜った主キリストが私に言われている通りにです」。
(マルチン・ルターの旅のお弁当)