ヨハネによる福音書 3章29節
花嫁を迎えるのは花婿だ。花婿の介添え人はそばに立って耳を傾け、花婿の声が聞こえると大いに喜ぶ。だから、わたしは喜びで満たされている。(ヨハネによる福音書 3章29節)
この世には、その始まりから終わりまで、ただおひとりの花婿キリストがおられたし、またおられることになります。この世の始まりから終わりまで、キリストを信じる教会は、キリストの花嫁です。ヨハネがキリストを花婿と呼んでいるのは大いなることです。なぜなら、花婿と花嫁とが所有しているものは、ふたりに共通のもちものだからです。
(マルチン・ルター、宝石箱)