ローマの信徒への手紙 8章32節
わたしたちすべてのために、その御子をさえ惜しまず死に渡された方は、御子と一緒にすべてのものをわたしたちに賜らないはずがありましょうか。(ローマの信徒への手紙 8章32節)
キリストとそのすべての善性が自分のものになっていることを信じない人は、実はまだ正しくは信じてはいず、クリスチャンでもありません。また、その人の心には喜びがありません。なぜなら、このような信仰のみがクリスチャンに喜びと確かな安心感を与え、クリスチャンを聖霊様のお住い、救いの喜びに満ちた神様の子供にするからです。クリスチャンは、神様の御言葉を真理として受け入れ、自分の不信仰を虚偽と見なすほどに、神様と主イエス様とを敬わなければなりません。そして、この通りになるところでは、聖霊様が御自分の力を示して、信仰のみわざを始めてくださっているのです。
(マルチン・ルター、宝石箱)