詩編 50編16節~17節
神は背く者に言われる。「お前はわたしの掟を片端から唱え/わたしの契約を口にする。どういうつもりか。お前はわたしの諭しを憎み/わたしの言葉を捨てて顧みないではないか。(詩編 50編16節~17節)
父と御子と聖霊の御名や御言葉を誇ったり、
同じ信仰を告白しているかのように見せかける人々がいます。
実際のところ彼らはそれぞれお互いにまったく異なっています。
このような人々の間で、私たちは生きていくほかありません。
しかし、この現実につまずかないようにしましょう。
彼らは皆、同じ(クリスチャンという)名前をもっていますが、
ある人たちは偽りのクリスチャンであり、
またある人たちは真のクリスチャンなのです。
しかし、この二つのグループを識別するために、
キリストの信仰の福音の教えが余分な付加なく純粋に実践されているのはどこか、
また、この教えがその結実としてよい行いを生み出しているのはどこか、
さらに、それとは正反対に、
福音と信仰が口先だけで告白されているのはどこか、
私たちはよく目を凝らさなければなりません。
(マルチン・ルターの旅のお弁当)